工場ワークGO
工場系バイトアプリの立ち上げ。モノレポ運用により約1ヶ月でリリースを実現。

担当
ブランディング・デザイン・モノレポ設計・レビュー
期間
1 month
年度
2026
カテゴリ
要件定義 / デザイン / 開発
チーム
3名(デザイン1名+開発2名+プロデューサー1名。デザインと開発の1名は自分が兼務)
プラットフォーム
iOS / Android
Overview
工場ワークGOは、工場・製造業の求人に特化したアルバイト検索アプリです。
既存の求人検索アプリ「Lacotto」をベースに、工場求人に特化した新しいブランドとしてリリースしました。UIやアプリの基盤はLacottoと共有しつつ、ブランディング・カラースタイル・キャラクターデザインを独自に設計することで、約1ヶ月という短期間でのリリースを実現しています。
Background
Lacottoは幅広い業種の求人を横断検索できるサービスですが、特定の業種に絞った訴求には限界がありました。
工場・製造業の求人は一定の需要があり、専用アプリとして独立させることで、広告の訴求力やストアでの発見性を高められると考えました。
一方で、新規アプリを一から開発するにはコストと時間がかかります。Lacottoの資産をどこまで活かし、どこを独自に作るかが、このプロジェクトの設計判断のポイントでした。
Approach
同じ基盤で、違うブランドをつくる。
開発コストを抑えながら独自のブランドを成立させるために、モノレポ構成を採用しました。
アプリのUI・機能・API連携はLacottoと共通化し、変更するのは掲載する求人のカテゴリ、カラースタイル、キャラクターの使用箇所のみに限定しました。
共通化する範囲と独自に設計する範囲を明確に分けたことで、開発の工数を最小限に抑えつつ、ユーザーには別のアプリとして認識される体験を設計しています。
My Role
ブランディングとデザインを1人で担当し、開発ではモノレポの設計方針とコードレビューを担当しました。
Branding & Design
- サービスコンセプトの策定
- ロゴデザイン
- オリジナルキャラクターデザイン
- カラースタイルの設計
- App Store・Google Play掲載画像の制作
- 広告クリエイティブの制作
Development
- モノレポ構成の設計・選定
- Lacottoとの共通化範囲の定義
- ブランド切り替えの実装方針策定
- コードレビュー
Design Operations
- Figmaコンポーネントの共通化
- ブランド別バリアブルの管理体制構築
- マスターデータのモノレポ対応改修
Design Process
01. 共通化と差別化の線引き
UIやアプリの機能はLacottoと共通にする一方で、ユーザーが「別のアプリ」として認識できる差別化ポイントを設計しました。
カラースタイルの変更だけでは印象が弱いため、オリジナルキャラクターを導入し、アプリ全体のトーンを変えています。
02. キャラクターによるブランド差別化
工場ワークGOのオリジナルキャラクターは、アプリに親しみやすさを加えるだけでなく、広告展開やストア掲載での訴求力を高める目的で設計しました。
基本UIがLacottoと同じ構成のため、キャラクターがブランドの認知と差別化の中心的な要素になっています。広告クリエイティブでも展開しやすいデザインを意識しました。
03. Figmaのモノレポ対応
コードのモノレポ化に合わせて、Figmaのデザインデータもモノレポ運用に対応させました。
共通コンポーネントをベースとしつつ、ブランドごとにバリアブル(カラー、ロゴ、キャラクター画像など)を切り替えられる管理体制を構築しています。
これにより、今後新しいブランドを追加する際も、共通コンポーネントを維持したまま、ブランド固有の要素だけを差し替えてデザインできる仕組みになっています。
Results
- 約1ヶ月でiOS・Androidアプリをリリース
- モノレポ構成により、開発工数を大幅に削減
- ブランディング・キャラクターデザインからストア素材まで一貫して担当
- Figmaのモノレポ対応により、今後のブランド展開にも対応可能な設計基盤を構築
- リリース後、黒字で運用中
What I Learned
このプロジェクトでは、既存の資産を活かしながら、最小限の変更で独立したブランドを成立させる設計を経験しました。
すべてを新しく作ることが正解ではなく、共通化する範囲と独自に設計する範囲を見極めることが、限られたリソースの中で成果を出すために重要だと学びました。
また、コードだけでなくFigmaのデザインデータもモノレポに対応させたことで、デザインと開発の両方をスケーラブルに運用できる仕組みを構築できました。